シティ中心部(City central)
クライストチャーチのバスターミナル「Bus Interchange」を中心にシティ中心部は散策しやすいです。2011年の地震で崩れた建物がそのままのところもありますが、新しい建物がたくさんでき、自然と共存する綺麗な街にしあがりつつあります。
クライストチャーチ市内を走るバスMetro busの【公式ページ Bus Interchange】
街の中心部を流れるエイボン川
追憶の橋
バスターミナル( Bus Interchange)
バスが入ってきます
インフォメーション ここでメトロバスカード作成
-
大聖堂スクエア周辺(The Cathedral)
地震で大聖堂は崩壊。取り壊しが決定されましたが、一度白紙にもどされました。が、再建資金不足に難航し、修復のめどがたっておりません。
クライストチャーチのシンボルだった大聖堂、134段の階段をのぼりつめるとすばらしい景色がまっていました。もうここにはのぼることができません。
2024年5月現在の大聖堂(丸の部分は写真です)
2012年3月
2013年1月
大聖堂前に人が入れるように(2013年)
奥に見えるのは旧i-site(2013年)
地震前のクライストチャーチ大聖堂(2007年)
この広場に多くの人が集まっていました。(2007年)
リバーサイドマーケット(Riverside Market)
地震によって多くの建物が壊れ、しばらくレッドゾーン(立ち入り禁止区域)となりシティ中心部に入ることができませんでした。それが解除されて出来たのがRe:Startと呼ばれたコンテナでできた仮店舗エリア。様変わりしてしまった街からまさしく復興に向けてリスタートしていこうというクライストチャーチ市民の思いが詰まっていたエリアでした。その後しばらくしてそのエリアが取り壊され、代わりに新しく生まれたのがこのリバーサイドマーケットです。
ベーカリー、アイスクリーム、すし、スイーツ、ピザ、バーガーなどおしゃれなお店が詰まったエリア。イベントもよく行われているのでチェックしてね。
倉庫風の建物 2階に広いテーブル席有
住所:96 Oxford Terrace, Christchurch Central City, Christchurch
クライストチャーチカードボード大聖堂(Cardboard Cathedral)
上記大聖堂が崩壊し、カードボード紙で仮設的に作られた大聖堂が2013年に完成しました。日本人建築家 板 茂(ばん しげる)さんが設計されたものです。中でイベントが行われていなければ入場無料で入ることができますが、ドネーション(寄付金)を募っています。ぜひ募金をお願いします。
【公式ページ Christchurch Transitional Cathedral】
新しい大聖堂です。
カードボードでできています
大聖堂の中です
住所:234 Hereford St, Christchurch Central, Christchurch
ニュー レジェント ストリート(New Regent St)
このストリートはちょっとクライストチャーチCity中心部の中でも特色のあるかわいい建物が並ぶストリート。カフェやおみやげやさんアイスクリーム屋さんと、天気がいい週末にはたくさんの人が外でお茶や食事を楽しんでいます。
休みには人でにぎわう
Turanga(シティセントラル図書館)
大聖堂広場すぐ横に、図書館のイメージを払拭する新しいタイプの図書館が2018年オープン。本はもちろん借りられますが、カフェあり、遊ぶスペースあり、そして展望台あり。階段途中で本を読んでいる人、お茶を楽しんでいる人、勉強している学生さん、ブロックで遊ぶ子供達。シティに行ったらちょっと寄って遊べるスペース。観光者も地元民にも良し。ぜひのぞいてみてください。
通常、市内図書館には無料Wi-Fiあり
最上階から是非大聖堂広場を見てみましよう
住所:728-720 Colombo St, Christchurch Central, Christchurch
エイボン川でパンティング (Punting)
ゆったりとした時間の中できれいな景色をながめながらボートに乗ってみるのはいかがですか。英国風の雰囲気が味わえます。カップルやお友達同士にはぜひお勧め。カモをはじめさまざまな鳥、巨大うなぎが泳いでいます。
【公式ページ Punting on the Avon River】
エイボン川でゆったりとパンティング
エイボン川沿いの夜桜(9月)
市内トラム(Christchurch Tram)
地震前に延長工事をしていて地震後、しばらく運航中止となっていましたが、今は新しいルートが開通しています。年代を感じるスタイルのとても狭い運転席で立ったままの運転手さんが運転しています。シティ中心部の説明を聞きながらゆったりと街を観光。一日乗り降り放題です。ただし、市内中心部内だけをぐるぐる回るもので、遠くに行くわけではないので、ルートは公式ページでご確認を。
夜はトラムレストランが運航されています。トラムに乗りながらフルコースメニュー(メイン:サーモン、ビーフ、チキン等)をお楽しみください。要予約
観光名所を回るトラム
ビクトリアスクエア前のトラム乗り(9月)
アートセンター(The Arts Centre of Christchurch)
この建物は1976年までカンタベリー大学の校舎として使用されていました。地震でかなりダメージを受けましたが、今はアートセンターとしてカフェやアート品、お土産品などのお店が入っています。毎週土曜日、マーケットが開催されにぎわっています。
アート品いっぱいのアートセンター 入場無料
毎週土曜日10am-4pm 開催マーケット
住所:2 Worcester Blvd, Christchurch Central, Christchurch
クライストチャーチアートギャラリー(Christchurch Art Gallery)
→ クチコミレビュー
2003年オープンの美術館。クライストチャーチの大地震後しばらくクローズしていましたが、2015年、再オープン。入館料無料です。
【公式ページ Christchurch Art Gallery】
住所:Montreal St, Christchurch Central, Christchurch
ビクトリアスクエア (Victoria Square)
キャプテンクック、ビクトリア女王像がある広い公園。鳥が集まり、噴水があり、市民の憩いの場となっている場所。
ビクトリア広場(9月)
キャプテンクック像
カンタベリー博物館(Canterbury Museum)
現在この建物は修復のため休業中で、66 Gloucester Streetで仮オープン中
ここは意外と穴場のおすすめどころ、しかも入場無料(寄付は募っています)。巨鳥モアの骨、卵をはじめ、恐竜の化石、実際に南極で使われたシェルや雪上車、また意外なことにアリゾナに落ちた隕石、古代エジプトのミイラが展示されている。また、両翼を広げると3mにもなるというアルバトロス(アホウドリ)の実物大(剥製なんですが)の飛んでる姿と座っている姿が展示されています。
カンタベリー博物館(9月)(現在クローズ)
2025年現在の様子
住所:Rolleston Ave, Christchurch Central, Christchurch
クライストチャーチ植物園(Christchurch Botanic Gardens)
なんといってもバラがとてもきれい。バラ以外でも、季節ごとにいろんなお花に植え替えられ、お花が少ない時期でも大木に囲まれ、とても穏やかな気持ちになることができます。地震後にできたビジターセンターもモダンなつくりになっているのでぜひ足を運んでね。
植物園内バラ園(2月)
植物園に入ったらまず見えるのがこの噴水(2月)
チューリップ&桜(10月)
住所:Rolleston Ave, Christchurch City Centre, Christchurch
ハグレー公園(Hagley Park)
クリスマスやニューイヤーイブ、花火大会、その他さまざまなイベントが開かれ、ゴルフコース、植物園、スポーツフィールドなど、クライストチャーチ市民にとってはなくてはならない大きな公園。クライストチャーチの中心に位置しています。春には桜並木の桜が咲き乱れ、私の大好きな場所でもあります。(例年9月中旬頃に満開)クライストチャーチ植物園はハグレー公園の一部です。
桜の季節(2008/9/17)
ハグレーパーク内のおもしろい木(2/28)
住所:14 Riccarton Ave, Christchurch Central, Christchurch
モナ・ベイル(Mona Vale)
昔の個人宅。季節季節でいろんなお花が咲いています。庭の中にはエイボン川が流れ、鳥たちも集まっています。地震でレストランの建物がかなりダメージを受けましたが、何年もの修繕作業の結果、現在オープンしてます。お花が咲き乱れる春夏ももちろん綺麗ですが、紅葉の季節も最高に綺麗です。夏にはバラ園にバラがいっぱい。
紅葉の季節も最高にきれい(5月)
お花がいっぱいの季節 春(10月)
ウェディングパーティもできるカフェレストラン
住所:Mona Vale Ave, Riccarton, Christchurch
リカトンブッシュ(Riccarton Bush)
敷地内、小川も流れ、お散歩するには気持ちの良い場所です。奥の方にあるネットで囲まれた一角は熱帯雨林のような場所のブッシュで、ファンテイル(尾の部分が長い鳥)等も飛んでいました。土曜日にはフードマーケットが出ます。手作りパン、お菓子、ソーセージなどなど。
毎週土曜日午前中に開催のフードマーケット
5月紅葉の季節
住所 :16 Kahu Rd, Fendalton, Christchurch
クライストチャーチカジノ(Christchurch Casino)
海外に来たら一度は足を踏み入れてみたいカジノ。でも遊びすぎに要注意。20代の方は身分証明書の提示を求められます。パスポートなどの生年月日の記載されたものをご持参ください。カジノ内にあるレストランもなかなかGood!
クライストチャーチカジノ
住所 :30 Victoria Street, Christchurch
Firefighters Reserve
2001年9月11日にアメリカ同時多発テロが起こりました。ハイジャックされた飛行機が激突し、炎上した世界貿易センター(World Trade Center)の鉄骨部分が2002年にクライストチャーチに寄贈されました。この救助活動中に亡くなった消防士達の功績を称え、エイボン川沿いのこの場所にメモリアルとして置かれています。
同時多発テロで爆発炎上した世界貿易センターの鉄骨部分
住所 :Kilmore and Madras Sts, Christchurch
マーガレット マーヒー公園(Margaret Mahy Playground)
街の真ん中でも子供がおもいっきり遊べるスペースを!ということでできたのがこのプレイグランド(公園)。子供にとっては大興奮の場所でしょう。登る、回る、走る、滑る、濡れる、スリルもありと文句なしの公園です。親の観光に付き合わされて疲れてしまった子供たちをぜひ癒してあげてください。
名前の”マーガレット マーヒー”はニュージーランドの児童作家で、2012年クライストチャーチにて76歳で亡くなりました。
住所:177 Armagh St, Christchurch
メモリアルウォール(Memorial Wall)
2011年2月22日午後12時51分、クライストチャーチを中心とするカンタベリー地方にM6.3の大地震が発生しました。日本人を含む185名の方が亡くなられました。追悼の意を込めて2017年シティ中心部を流れるエイボン川沿いにメモリアルウォールが設置されました。この長い壁の4段目に185名、一人一人の名前が刻まれております。この地震ではニュージーランド人だけではなく、日本人をはじめ、中国人、フィリピン人、タイ人等も亡くなられたので、その方達の名前は、英語名の他にその国の名前も一緒に彫られました。それぞれ皆違う場所でそれぞれが違う体験をしたこの地震。一人一人の思いがこの場所に込められています。
長い壁に一人一人の名前が彫られています
住所:68 Oxford Terrace, Christchurch Central, Christchurch
*ご案内しております内容はアップデートされない内容も含まれている可能性があります。それぞれの公式サイトでご確認ください。